成城水泳会は、成城大学および成城学園高等学校水泳部のOB・OG会で、学生のクラブ活動支援と卒業生の親睦を図ることを主な目的として活動しています。創立は1930年で本年で94周年を迎える伝統ある会です。メンバーは約400人で、組織的に学生への水泳・水球の技術指導と支援活動を実施しています。 成城は主に水球をメイン競技とし、高校男子は東京都の代表として、国体・インターハイに出場しており、1961年金沢インターハイでは第3位に入賞しています。 大学は成城学園高等学校のメンバーと都内および京都・大阪・広島など全国から優秀な選手が集まり、1958年には、インターカレッジ水球で優勝した実績もあります。 大学では、何人かの日本代表候補選手を輩出しており、中でも桑原重治(07年死去)は、日本代表選手として東京・メキシコ・ミュンヘンオリンピックの3大会に出場しており、同氏はのちに日本代表監督も歴任しています。 大学女子の水球は現在休止していますが、高等学校では現在も女子水球部が活躍しています。 小倉(旧姓 小磯)直子が日本女子代表選手として、2001年福岡大会と2003年バルセロナ大会(スペイン) の世界水泳選手権水球競技に2大会連続で出場しています。
メンバー間の親睦会も定期的に開催しています。1970年代世代は分科会として、成城の水泳の礎を築いた(故)村瀬友三郎さんのお名前から友の字を拝命した「友球会」を立ち上げ、毎年旅行会などを開催しています。